池袋本町三丁目20・21番南地区防災街区整備事業
| プロジェクト名 | 池袋本町三丁目20・21番南地区防災街区整備事業 |
|---|---|
| 期 間 | 2017~2023年 |
| 課 題 | 防災面で課題のある地区の改善と都市計画道路の整備に伴う移転先の確保 |
| 参画者 | 株式会社ワールドレジデンシャル 山田建設株式会社 |
-
#特定整備路線
#防災性向上
#防災街区整備事業
PROJECT flow
プロジェクトの流れ
11ヶ月
ビジョンの検討
6ヶ月
事業化・組織化
14ヶ月
都市計画決定
36ヶ月
事業化・着工・竣工
ビジョンの検討
当地区のある豊島区池袋本町は、都区内に山手線外側を中心に拡がる木造住宅密集地域に位置しています。東京都では道路整備とあわせて延焼遮断帯の整備と沿道の不燃化による燃え広がらない、燃えないまちを目指して不燃化特区を指定するとともに、地区内を抜ける都市計画道路を特定整備路線に指定し、木密地域の不燃化に取り組んでいます。 一方当地区では近年人口が増加傾向にあるものの、都心部に近接している利便性から若年単身者が多く居住しており、コミュニティの核のひとつを担うファミリー層の世代が少ないことが課題のひとつとなっていました。
事業化・組織化
当地区は都市計画道路である補助第82号に隣接し、細街路が多い上に木造建築物が密集しており、防災面で課題を抱える地区でした。 また都市計画道路の整備に伴い、道路にかかる沿道住民の地区外への転出や、道路整備に伴い地域コミュニティの分断が想定される一方で、転出先の確保なども課題となっていました。 そのようななかで、共同化によって敷地を集約し、耐火建築物を整備することにより、都市計画道路の整備とあわせて沿道の不燃化や住み続けられることができるまちづくりを、地元権利者とともに2017年(平成29年)から具体的な検討に向けて勉強会を立ち上げ、翌2018年(平成30年)5月にはまちづくり協議会が設立されることとなりました。
都市計画決定
事業の推進に向けて、施設計画や事業計画など様々な検討を進め、2018年(平成30年)11月に防災街区整備事業準備組合の設立となりました。 準備組合では引き続き権利者との協議を進める一方で、事業区域や施設建築物の規模、壁面の位置の制限などを定める都市計画手続きを進めるため、東京都や豊島区との行政協議を重ね、約1年後となる2020年(令和2年)1月に防災街区整備事業及び特定防災街区整備地区の都市計画決定が告示され、当事業が都市計画に位置づけられました。
事業化・着工・竣工
都市計画決定から半年後の2020年(令和2年)7月に防災街区整備事業組合が東京都より認可され、5ヶ月後の12月にはこれまでの土地や建物の権利を新しい建物の権利に置き換える計画を定めた権利変換計画が認可されました。 翌2021年(令和3年)4月からは既存建物の除却が始まり、整地された敷地に7月から新たな共同建築物の工事が始まりました。 その後も工事は順調に進み、約2年後の2023年(令和5年)1月に工事が竣工し、2月より各権利者への引渡しが行われました。そして最初の勉強会の開催からわずか5年半を経て無事事業が完了し、9月に組合は解散し、清算が行われました。 勉強会呼びかけから竣工までの間、理事会や総会は計100回を超え、個別面談や訪問の回数は延べ3,700回を超えました。
Other PROJECT
他の事例も見る