データと構造から
読み解く都市の課題
さらにまちを形成する都市構造とあわせることで、都市の課題も浮き彫りになってきます。行政は都市の課題を解決すべくまちづくりの方針による地域のまちづくり計画の礎を策定していますので、そのまちづくり方針から外れることなく、地域の方向性であるビジョンを検討します。
公開される
データの取捨
世の中には様々なデータが公開されています。近年では一般には公開されていなかったデータがDX化の流れにより公表されています。
一方で様々なデータが溢れているため、それぞれのデータを見極めてどのように組み合わせて、活用するかが重要となります。
それぞれのデータを理解し、他のデータとの相乗効果や見えるポイントを把握した上で、データを組み合わせた加工データを作成し、地域をみる視点をつくります。
都市構造の深読み
都市構造はまちの現在を作り出した骨格です。まちの賑わいや古くからの伝統など、まちやまちに関わる人々に恩恵をもたらすとともに、一方でまちの発展を妨げるような不調和が表されていることが見受けられます。このように都市構造を深読みすることで、現在の環境がもたらした恩恵と課題を見いだし、更なる恩恵の享受と課題解決の方向性を探ります。
行政による
まちづくり方針の把握
行政では地域の現況や課題を把握し、解決に向けたまちづくりの方向性をまちづくり方針として定めています。そのため行政の考えるまちづくりの方針を理解した上で、具体化するために必要なビジョンを検討する必要があります。
概略フィージビリティスタディの実施
まちづくりを考える上で、具体化するためには事業成立性は重要です。地元住民や事業者などが安心して事業に参画できる事業性があることが前提となります。現段階では細かな諸元は作り込めませんが、将来像を検討する段階で、大まかなフィージビリティスタディ(事業化検証)を行うことで事業成立性を把握します。事業性に課題がある場合には改善の可能性などの検討を行い、課題解決のためのまちづくりが実現可能な事業であることを確認することで、安心して行うことができるのです。
ビジョンの策定
データや都市構造から見える地域課題の解決に向けて、行政によるまちづくり方針に沿った地域のビジョンを検討し、策定します。
このビジョンはこの地域の将来目指すべき方向性を示したものになり、大きな社会構造の変化がない限り揺らぐことのない力強いものとして策定する必要があります。今後はこのビジョンに基づいて具体的な導入機能や施設計画、動線計画などに落とし込んでいきます。